展示会・産業動向

健康博覧会2026[秋]が9月30日より開催|健康食品・ウェルネス市場で注目したい商品開発の視点

健康博覧会2026[秋]の開催概要と、健康食品・ウェルネス市場で原料、剤形、品質、表示をつなぐ商品開発の視点を紹介します。

健康食品と商品開発の資料を整理したイメージ

健康食品、サプリメント、ウェルネス関連の商品・サービスが集まる「健康博覧会2026[秋]」が、2026年9月30日から10月2日まで、東京ビッグサイト西ホールで開催されます。

健康博覧会は、健康産業に関わる企業間の商取引を目的としたBtoB展示会です。2026年秋開催では約300社の出展、約20,000名の来場が予定されており、健康食品・サプリメントをはじめ、美容、ウェルネス、オーガニック、商品開発、OEMなど幅広い分野の企業が集まります。

健康食品市場では、単に「新しい成分を配合する」だけでは商品としての差別化が難しくなっています。

素材そのものの特徴に加え、どのような剤形にするのか、誰にどのような価値を届けるのか、品質をどのように担保するのか、そして店頭やECでどのように伝えるのかまでを一体として考えることが、これまで以上に重要になっています。

今回の健康博覧会も、こうした健康産業の変化を確認する機会の一つといえます。

健康食品・サプリメントだけではない「健康」の広がり

健康博覧会では、健康食品やサプリメントに関連する仕入れ・OEM検討に加え、美容・ウェルネス、健康美容商品のOEM、機能性原料、オーガニック・ナチュラル商材、心身のリカバリーなど、複数の分野が展開されています。

また、2026年秋には「ウェルビーイングゾーン」も設けられ、小売・流通企業だけでなく、企業の人事・総務・経営部門、自治体、保険会社、ヘルスケア関係者なども対象とされています。

ここからも分かるように、現在の健康産業は「健康食品を販売する市場」だけではありません。

食事、運動、睡眠、美容、メンタルケア、リカバリー、働き方などを含め、生活全体をどのように健康へつなげていくかという方向へ領域が広がっています。

健康食品メーカーやOEM企業にとっても、こうした市場の変化を把握することは、新商品の企画や既存商品の見直しを考える上で重要です。

OEM商品開発では「成分」の先を見る

健康食品の商品開発では、原料選定が重要であることに変わりはありません。

一方で、同じ原料を採用しても、最終商品としての競争力には大きな差が生まれます。

例えば、カプセル、錠剤、顆粒、ゼリー、グミ、ドリンクなど、剤形が変われば摂取体験も変わります。

1日あたりの摂取量、粒の大きさ、味、におい、包装形態、携帯性なども、実際の商品価値を左右します。

さらに、健康食品をOEMで商品化する場合には、原料情報だけでなく、製造ロット、製造条件、試作、品質規格、分析、表示、包材、納期など、多くの項目を並行して整理する必要があります。

展示会で新しい素材や技術を見る際にも、

「この原料を使えるか」

だけではなく、

「どのような商品として成立させられるか」

という視点を持つことで、得られる情報の価値は大きく変わります。

海外企業にとっても重要になる日本市場特有の実務

海外で販売されている健康食品をそのまま日本市場へ持ち込めるとは限りません。

原材料の使用可否、食品区分、表示方法、輸入時の確認、製造工場の条件など、日本市場に合わせた確認が必要になる場合があります。

逆に、日本で開発・製造した健康食品を台湾、中国、東南アジアなどへ展開する場合にも、輸出先ごとの規制や表示、必要書類を考慮する必要があります。

そのため、国際的な商品開発では、

「良い素材を見つけること」

と

「実際に販売可能な商品として設計すること」

を分けて考えないことが重要です。

展示会は新しい素材や企業との接点を得る場所ですが、その情報をどのように実際の商品開発へ落とし込むかが、その後の成果を左右します。

健康食品市場で高まる「説明できる商品」の重要性

消費者が健康情報に触れる経路も大きく変化しています。

検索エンジンだけでなく、SNS、動画、ECモール、比較サイト、AI検索などを通じて、商品や成分について調べることが一般的になっています。

その中では、「何が入っているか」だけでは十分ではありません。

なぜその素材を選んだのか。

どのような品質管理を行っているのか。

どのような人を想定した商品なのか。

どのような根拠に基づいて商品設計を行ったのか。

こうした情報を分かりやすく説明できる商品づくりが、ブランドの信頼性にもつながります。

素材、製造、品質、表示、販売までを一つの流れとして考えることが、これからの健康食品開発ではさらに重要になるでしょう。

展示会情報を商品開発につなげるために

展示会では短期間に多くの原料、OEM企業、サービス、技術を見ることができます。

一方で、情報量が多いからこそ、「新しいから採用する」「話題だから商品化する」という判断ではなく、自社の商品戦略と照らし合わせながら情報を整理する必要があります。

どの市場を対象にするのか。

誰に届ける商品なのか。

どの剤形が適しているのか。

どの程度のロットから開始するのか。

どのような品質資料が必要なのか。

国内販売なのか、海外展開も考えるのか。

こうした条件を事前に整理しておくことで、展示会で得られる情報を、実際の商品企画やOEM相談へつなげやすくなります。

当社では、日本国内での健康食品・サプリメントの商品企画、原料選定、OEM・ODM、製造、品質関連資料、海外展開など、商品化に関わるさまざまな相談に対応しています。

素材や剤形がまだ決まっていない段階でも、商品コンセプトや販売予定地域などを整理しながら検討することが可能です。

健康産業の市場が広がる中、展示会で得た情報を単なる情報収集で終わらせず、実際の商品開発へつなげていくことが重要です。


健康博覧会2026[秋]

開催期間:2026年9月30日(水)~10月2日(金)\ 開催時間:10:00~17:00\ 会場:東京ビッグサイト 西ホール\ 主催:インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社

※当社は本展示会への出展を予定していません。本記事は健康食品・ウェルネス産業に関する情報提供を目的として掲載しています。開催内容、来場登録、セミナー等の最新情報については、主催者公式サイトをご確認ください。

主催者公式情報

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専門関係者向け参考情報

本ページは、健康食品・サプリメントの研究開発および製品設計に関わる専門関係者の方を対象とした参考情報です。

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